ホームページは市場のニーズとの対話の意味でも重要(ホームページ)
弁護士が自ら市場のニーズを探す事は重要です。
一般的にまとめられた弁護士へのニーズなどを見てもおそらく皆さんはピンとこない事が多いかもしれません。これは実体験としてニーズに触れていないということが大きな理由になります。
経営者が行わなければいけない事は、予期せぬニーズに対してどのような対応をしていくか、その分野をどのように取り込むかということです。
ご自身の経歴、事務所所在地など固有の理由からも予期せぬにニーズが生まれる可能性はございます。
ホームページは予期せぬニーズを引き寄せる磁石のような動きをする事があります。いわゆるマーケティングリサーチとしてはもっともコストパフォーマンスが良いものと言えます。当社の例でご説明しますと、当社は当初起業家向けのポータルサイトを運営しておりました。そこへ予期せぬニーズとして士業事務所様からの相談が複数入ってきました。士業も開業すれば起業家ですが、サイトを運営する前はそんなことは全く考えておりませんでした。私どもの例は極端ですがそこから士業対応専門にまで変化してきました。
弁護士事務所ですと、「こんなことは弁護士さんに相談してもよろしいかどうか分かりませんが・・・」
とくれば事業継続上とってもありがたいヒントです。
ニーズの掘り起こしに関しては既存のクライアントからも積極的に行います。これはある程度クライアント数が増えないとできない事ですが、当社ではクライアントの弁護士事務所から「こんなことできますか?」というお話しは非常にありがたいヒントだと思って真摯に耳を傾けております。要望の多い新規クライアントに真摯に対応して、費用対効果の問題でそのクライアントは残らなくても、そこで受けた要望のヒントは必ず残るというのが私どもの考え方です。
ホームページが機械的に受任を取ってきてくれるなら制作しますという方は多いのかもしれませんが、受任出来なくてもその効用は非常にポジティブです。